7月の探検では、生産緑地上で野菜の生産から加工、販売まで行っている八王子の「もぐもぐランド」に行ってきました。
まずお店の横にある農園で店主の小山律子さんからお話をおききしました。
小山さんがなぜ農家になったかという話から始まり、
・生産緑地の上で6次化の施設をつくることは、法律的にハードルがとても高く、実現できたのは本当に運が良かった話
・もぐもぐランドでは、採れたての新鮮な野菜の販売に加えて、お店に来店された方が栽培の様子なども気軽に見ることができるようになっている話
など様々なおもしろい話を聞く事ができました。
次に、作業場を見学しました。この作業場はもぐもぐランドさんだけでなく、地元の農家さんたちにも解放されており、自前の作業場を持っていない農家さん(特に新規就農の農家さんに多い)を支える役割をもっているとのことでした。
その次に、作業場に隣接している加工場を見学しました。こちらの加工場でも、自社での利用だけでなく、地元農家さんたちとの野菜や蜂蜜などを使ったコラボ商品の開発・製造にも力を入れているとのこと。
また、もぐもぐランドさんに来るお客さんは、仕事の帰り道などではなくもぐもぐランドさんを目的に来店する人が多いことから、日持ちする商品を多く作っているそうです。
最後に、売り場を見学してから、準備していただいていた軽食をいただきました。
売り場では、店主の小山さんがほぼ全ての商品をついて、作られた背景から味の特徴まで熱心に説明して下さりました!小山さんの話がとても面白く、商品の魅力が、隊員の皆さんにとても伝わり、皆さんあれもこれも購入していました。
個人的に特に印象に残ったのは「磯沼牧場のチーズのみそ漬け」の誕生エピソードで、磯沼ミルクファームさんの製造がうまくいかなかったチーズをひきとり、みそに漬けたら美味しくてすぐ販売開始したら人気が出たということでした。
軽食はどのおかずも美味しかったですが、その中でも特におすすめの地元野菜がたっぷり入ったスープが優しい味でとっても飲みやすかったです。
(私は大根のスープを飲みました。)
今回の探検で、総じて感じたことは店主の小山さんの人柄と熱意のすごさ。この6次化の施設は、小山さんがあってこそ実現できたのだと思いました!
是非もぐもぐランドへぜひ1度遊びにいってみてください〜