E探日誌

イートローカル探検隊での日々の発見を、
隊員たちがお届けします。

探検
見た目じゃないのよ、作物は
2022.11.24
photo

たわわ!
これをたわわと表現せずして、何と言う?

多摩エリアでリンゴが栽培されていること自体、驚きだけど、1本の樹にこんなになっているなんて。
幹は細いんだけど、1本から年間40個くらい採れるらしい!

由木農場。
日野市百草の高台の上にあります。11月上旬に訪問しました。

この栽培方法は「高密植栽培」。イタリアとかではポピュラーな方法なんだって。
古い樹を抜いてイチから植え直さなくてはならないので、日本ではまだまだ珍しいらしいです。

農場主の由木勉さんの説明に、隊員一同、興味津々。

品種は「ふじ」なんですが、由木農場のものは色が淡くて真っ赤じゃない。
その理由は、おひさまにあたっているから。
真っ赤になるかはおひさまに当たるかどうか。
真っ赤な方が美味しくみえるけど、実は味は関係ない!

で、じっさいに食べてみるとジューシーでとっても美味。

由木さんは養鶏もやって卵も出荷しているけど、黄身の色はやはり淡い。レモンイエローなんです。
エサにこだわると自然と色が薄くなるとのこと。
オレンジの濃い方が美味しくみえるし、そういう高級タマゴも多いけど、味とは無関係なのですね。

人間も食べ物も、中身で勝負です!

他にも、ゴボウ畑やブルーベリー畑などいろいろ案内してくれました。
竹林では春にタケノコがたくさん採れます。

広すぎる由木農場、街のなかのユートピア?
また探検しに行きたいです!

(おまけ)
畑の隅にあるこのマシンはなんでしょう?

……こちらは、ゴボウを植えるときに土を深く掘るための機械なのだそうです。男子的には、めったに見られない機械の説明を聞くのもなかなか面白いです。

 

Y.Hishinuma

PageTop