「梨のまち稲城市の大丸用水散策」
今回の探検は「梨のまち稲城市の大丸用水散策」
講師に臼井詩織さんをお招きし、稲城市を巡り歩きました。
まず稲城長沼駅で集まり自己紹介&コースの説明を受けます。
稲城の大丸用水は多摩川を水源とし、江戸時代に開削されたと言われ、今でも稲城市の生活や農業を支えています。
いよいよ散策に出発。用水に沿って街を練り歩きます。
私自身、用水に注目して街を歩いたことがなかったので、すごく新鮮な体験でした。用水といっても、よく整備されまるで川のようなものや、魚などの生物が集まってきているものもあれば、水が枯れているもの。木で作られていたり、石で作られていたり、または蓋がされ歩道の下を流れているなど様々だったことが大きな発見でした。
散策の途中で販売をしている梨の直売所を発見!
皆でお土産タイム。梨についてアレコレおしゃべり。
稲城市は梨の生産が有名で、「稲城」というブランドをもち、他県から買いに来るファンがいるほど人気とのこと。
稲城市の梨の元祖「清玉園」さんも道中でお邪魔しました。
しかしこの魅力的な稲城の梨園も、後継者不足や、相続税の問題などで、どんどん減っているのが現実らしいです。個人的には、東京都の農業は、まちの中に畑があるという特性上、野菜や果樹を単に生産するだけでなく、教育、癒し、防水など多くの魅力があると考えており、未来に残していきたいと考えています。そのために何ができるのか? しっかりと考え行動していきたいと思います。
最後に、今回の用水巡りを終えて、私にとって稲城市がとても身近に感じることができるようになりました。これは2時間よくよく観察しながら考えながら街歩きしたからだと思います。とてもうれしくなりました。これからも街歩きをどんどん行い、大好きな街をどんどんふやして行きたいと思います。
追記:
解散後、駅前の昭和レトロスポット「長沼駅前飲食街」にて有志でランチ。これもE探の醍醐味ですね!ごちそうさまでした笑
ライティング:本多 航